自己責任

この頃、
「自己責任」という言葉について考えている。

自己責任とは、
「選択の自由があったのに、それを選んだのはあなたでしょ!」という責任論。

「あなたが決めたことは、あなたに責任がある。」という論理。

じゃあ、
タバコがやめられないことも「自己責任」なのだろうか。

そんなことを考えた。




私達は、すぐに人を責める。

「覚せい剤」や「麻薬」のようなものがやめられない者を、
皆が当然のように「自己責任」といって突き放す。

その人達の苦しみや苦悩、
後悔の深さや日々の地獄のような悲しみも知らないくせに、

「そんなバカなことをするのは、その人が愚かだから」と決めつける。

確かに、そういう人達は間違ったのだろう。

もっとしっかりとしなきゃいけなかったんだ。

それはそうなのだけれど、

完全に間違ったことをしたことに違いはないのだけれど、

それを単純に「自己責任」として責め立てることだけが、
唯一の理屈だろうか。

それじゃ、
タバコがやめられない人達も、
同じように「自己責任」という言葉で蔑(さげす)むのが正しいのだろうか。

そして、よく考えた結果、
僕は「それは違う。」と思った。




物事の習慣化には、
3つの段階があると思う。

まず、第一段階は、
「始める時」の始めやすさ。

そして、第二段階は、
「習慣化している最中」の続けやすさ。

そして、第三段階は、
「やめようとした時」のやめやすさ。

タバコだけで考えても分かりずらいので、
似たように健康に影響する薬物系(麻薬・覚せい剤)と比較して考えてみる。

   ※「お酒(アルコール)」もある意味、似たようなところがあるけれど、
    今回話題にするほど健康にひどく影響するわけではないので除外した。



人間は、「失敗する生き物」です。

誰でも失敗します。

ある意味、人間って、
好奇心旺盛で、不安定で、

ろくに考えもせずにしでかして、
悔やんでしまう存在です。

軽はずみな好奇心や弱さから、
やらなくてもいいことに手を出しては、

いつも後悔し、そして、そこから学びます。

でも、
そういうところが人間らしいところでもあって、
そういった姿を完全に「自己責任」と否定してしまったら、

人間の活力や行動力、
柔軟性の源も否定することになってしまう気がするんだ。

そういう姿は、
ある意味、誰にでもありうる人間的な「危うさ」・不完全さだと思うんだ。

だから、
そういう意味から言ったら、

覚せい剤や麻薬に手を出してしまうのも、
タバコを吸いはじめてしまうのも、

軽はずみな人間が陥りやすい「落とし穴」として、
似たような入り口(第一段階)じゃないかと思うんだ。

あんまり深く考えていないんだよ。

だから薬やタバコをはじめてしまうのを、
単純に「自己責任」と突き放すわけにはいかないように思うんだ。

逆に、
手近にそういうものがあること自体が悪いわけで、

日本という国の「社会環境のレベル」の問題だという風に思えるんだ。

そんな間違いやすい私達のすぐそばに、
「麻薬」や「覚せい剤」、「タバコ」があること自体が問題の本質で、

間違ってスタートしてしまう原因じゃないだろうか。

だから、
簡単に手が出せないように環境の方を作り変えなきゃならないし、

不幸にも抜け出せない罠にかかってしまった人達を、
「自己責任」という一言で片づけてはいけないのだと思うのさ。




「タバコは、二十歳になってから!」と簡単には買えないようにしてるけど、
逆に言えば、はじめないようにする方法は、それだけ。

これでは、
はじめる人間が後を絶たないのも当たり前かもしれない。

タバコを吸ってる人を見ると、
簡単に「自己責任」と考えがちだったけど、

社会がそれを簡単に始めれるようにできているんだから、
単純に「自己責任」とは言えないと思う。

ある意味、
それは不完全な人間の、
不完全(不健全)な社会による「犠牲者」だと、、、。



一度はじめてしまうと、
その後、どうなるかはおわかりだと思う。

薬物系は、
身体を傷め、精神を病んでいく。

そして、
お金もかかり、犯罪にも近づいていくことになる。

だから世界は躍起になって助け出そうとするし、
流通を止めようと必死になってる。

でも、
タバコは身体に悪いけれど、
薬物系ほどひどい被害や犯罪がからんでこないからと、
ある意味ほったらかしだ。

「やめにくさ」で言うと、
薬物系は簡単にはやめられない。

自我の外側に習慣化ができてしまうらしく、
自分の意志ではどうにもならなくなる怖ろしい罠だ。

じゃあ、
「たばこ」はどうだろう。

健康への多少の影響はあるだろうが、
それほど犯罪につながらないから「まぁ、いいっかぁ!」って?

タバコには、「禁煙外来」や「禁煙薬」もあるし、、、。

お金もそれほど大金じゃないし、、、。

でも僕は、
強力な習慣性という意味では同じように「罪深い」と思うんだ。

「どこでも買える」ので「人間の弱さ」との出会いが簡単に生まれる。

「そんな社会であること自体が悪い」と思うんだ。

薬物系は落とし穴からみんなで助け出してやらなければなりません。

それは、
自己責任で抜け出せるレベルの落とし穴ではないからでしょう。

それじゃあニコチンは、
「自己責任」と放っといていいレベルの落とし穴でしょうか?

僕は、違うと思う。

実際に、
自力では抜け出せない何千万人という人達がいるのだから、
それは簡単に抜け出せるものではないという証拠じゃないか。

だから、
「ニコチン」も取り締まる必要があると思うんだ。

好奇心から、
単なる軽はずみから、
まわりの影響から、
不幸にしてはじめてしまったタバコ。

薬物系を政府が禁止し、刑罰を決めて、
世界的に禁止薬物として取り締まっているように、

タバコ(ニコチン)も取り締まるべきじゃないのか。

止めたくても、やめられない。
もう嫌になってるのに、やめられない。
ジタバタしてるのに、やめられない。

それでも「自己責任」と放っといていいのだろうか?

「自己責任」と突き放して考えていていいのだろうか?

その状況は、
薬物とどこがどう違うのでしょう。

たまにやめられる人もいる軽い症状だから?

薬みたいに心まで蝕まれないから?

欲しがって犯罪を犯すまでには発展しないから?

最後は、
癌(身体)にはなるかもしれないけれど、
廃人(精神)になるなんてことまでにはならないから?

要するに、
タバコは薬物系より続けたからって苦しみが軽いから?

ネ、そう考えるとおかしくないですか。

始めるキッカケは似たようなもの。

身体への影響の酷さと止められなさの強度が違うけど、

僕に言わせれば、
「タバコがやめられないのは自己責任」というのは不適切で間違った認識。

扱いが違うのは、
タバコの悪どさに対する認識の甘さによるんだ。

「やめられない苦しみは、同じじゃないか。」って思う。

だから、
「政府は、薬と同様にタバコ(ニコチン)も取り締まるべきだ。」と。

多少のやめやすさがあるからといって、
健康に害のあるものを取り締まらないで、

「自己責任」というあいまいな認識で野放しにしているのは、
政府として不見識で無責任だと言いたいのさ。

どうでしょうか?
そんなに間違ってないと思うんだ。

タバコを始めさせない社会状況を作り上げることも、

これ以上被害者を増やさない努力をすることも「国の責任」で、

「禁煙できない人々の責任(=自己責任)ではない。」と言いたいんだ。

やめたいと考えたからといって、
全ての人がすぐに辞められるわけではないのだから、

わずかばかりの税収をあてにして、
国民を犠牲にし続けるのはあきらかに間違っている。


ちょっと長くて、理屈っぽくなったけど、
やっぱり政府に責任はあると思う。



今日も、
コンビニの外の灰皿のそばで、
大学生とおぼしき青年がタバコを吸っていた。

めっちゃイケメンで、
ラガーマンみたいに素敵なガタイをしていた。

僕は、車の中から見ながら、
そんな彼にタバコを吸わせた「社会」を本気で呪っていた。


それでは、完全禁煙、ガンバです!!!

  では、次回もよろしくお願いいたします。
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 長年吸ってきたタバコをやめるのに「根性」だけで乗り切ろうとしても大変な努力が必要です。でも、禁断症状のモヤモヤにも、タバコが吸いたくなる口ざみしさにも、ちゃんと解決策があります。
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